2016年11月18日金曜日

世界デモクラシーフォーラム⑩ / World Forum for Democracy 10

大会の最後には今回の発表者の中から最優秀発表を選ぶというセレモニーがありました。僕はディスカスタントというシンポジストのような役回りなので対象になりませんでしたが、60近い発表の中から主催者側から3つ選ばれており、その3者の発表を聞いて投票をしてその場で一つだけ、賞を贈呈する企画を決めるのです。たくさんのの参加者は欧州評議会の議員席に座っていますから、その参加者たちが議員が投票で使う電子ボタンを使って投票するのです。投票は即時に大画面に表示され結果が参加者全員にわかるという仕組みです。僕も議場にいたので、投票しました。結果は、ドイツの難民の人たちなどを対象としたネットを使った大学教育のプログラムが受賞しました。デモクラシーの大会だけに、デモクラティックに賞も決定するということのようでした。
At the closing ceremony three initiatives already chosen by the organizer in advance were introduced and these three project people expalain about their activities. Then the participants at the hall voted to chose one award activity. We used the electric buttons which the Members of European Council use. Instantly the result was shown on the huge monitoers in front of us. The German initiative providing higher education programme through the internet for the refuree people were awarded. This forum is about democracy. So, the award is also decided by democratic way. That looks the idea of the organizer.

2016年11月16日水曜日

世界デモクラシーフォーラム⑨ /World Forum for Democracy 9

デモクラシーと教育というテーマですが、もう少し方向性があり、社会経済的な格差の拡大、難民、人権、ヘイトクライムなど社会問題への有効性という視点が重視されていました。その中でデモクラティック教育の意義を語ることが望まれていました。とりわけ、アメリカの大統領選挙の結果が報道されると、デモクラティックな社会でのデモクラシーの危機に対して我々はどうするのかという問いが強く意識されました。大会で多くの人たちが言っていたのは、アメリカの大統領選挙が対岸の火事ではなく、それぞれの社会で同様のことが起き得るということでした。日本でもすでにそのような状況が起きている言えます。フランスでも来年の大統領選挙で極右候補として力をつけているルペン氏が当選する可能性が語られています。まさか当選することはないだろうと今まで言われてきました。でも、今回のアメリカの大統領選挙ではまさかが実現したわけです。イギリスのEU離脱もまさかと一時は言われていましたが、離脱となってしまいました。確かに、同じようなことが世界各地で起きてきています。取り残されていて、力が無いと感じている多くの人たちに不満が高まっており、現状を大きく変えてくれる強い候補に投票をするということが起きているのです。フィリピンの大統領選挙もそのように捉えられるのでしょう。強いこと、極端なことを実行するという人、今の状況を変えてくれる人、そのためには強引なくらいでないとできないという感覚があるようです。そこではデモクラシーは軽視されるように感じます。膠着して、デモクラティックな対話的なやり方ではらちが明かない、力のない自分たちが変えられない現状を強力な強引なくらいなリーダーだからこそ変えてくれるのではないかと期待するのでしょう。結局膠着してしまうデモクラティックなやり方ではどうにもならないから、デモクラシーは多少軽視されても仕方がない、という感覚もあるように思います。
 つまり、ヒットラーがなぜ政権を取りえたのかをフロムが『自由からの逃走』で描き、マッカーシー旋風が吹き荒れてリースマンが『孤独な群衆』を書かざるを得なかったのは、ある種のカリスマ性を持った個人を問題視するだけでは状況は変わらないと彼らが考えたからです。今の世界も同じような状況にあります。今回の大統領選で、従来共和党の候補を支援してきた政財界の大物たちでクリントン候補の支援に回った人が少なくなかったといいます。ある種、妥協をしてクリントン候補の支援に回らざるを得なかったわけですが、それでは遅すぎたということなのでしょう。現状をある種破壊的なまでに変えて欲しいと強く望む強い不満を抱く多くの人たちが社会にたくさんいるのです。自由な経済競争を強調すれば、当然、豊かなものが豊かになるのです。そのような経済や社会を正しいものとするならば、経済的に豊かになれない人々は、正しくないまでも豊かでなくて仕方のない人々、応分の責任結果ということになります。そのことに納得のいかなさ、被害をこうむっているという感覚があり、破壊的にまで現状を変えることが正当であると感じるのでしょう。
 ネオリベラリズム的な、70年代以降金融工学を是としてきたアメリカのような風潮が世界の主流になってきた当然の結果です。例えば、ヘイトクラムがなぜ起きるのか、日本を含めイスラム教徒で無い人からもISに参加しようとするのはなぜなのかもっと考えられてよいのでしょう。力なき被害者の多数がデモクラシーへの破壊願望を抱かざるをう得ないのでしょう。力なき被害者の多数と感じる状況が変わらなければいけないことは確かなのです。

2016年11月13日日曜日

世界デモクラシーフォーラム⑧ /World Forum for Democracy 8

今回の大会ではヨーロッパのデモクラティック教育関係者ではパリのデモクラティックスクールの代表のラミンさん、オランダのデモクラティックスクールの卒業生で市議会議員をしているシモーヌさんが発言者として招聘されていました。この大会に合わせてEUDEC(デモクラティックエデュケーションのヨーロッパ地域での活動体)の理事の集まりを開いて、理事も参加しただけでなく応援に駆け付けた人々も大勢いて結果として、ドイツ、イギリス、オランダ、ポーランド、フランスの人たちが今回の大会では活躍しました。ヨーロッパ以外ではイスラエルのヤコブさんと僕が発言者として招聘されていました。誰がどのように人選されているのかが私たちの疑問でもありました。でも、人事は明かしてしまうといろんな圧力がかかる可能性があり、「欧州評議会の担当チームが今回の会議の内容に応じてしかるべき情報を集めてふさわしい発言者を選んだ」というなんだかわからないものでした。
     Ramin from a democratic school in Paris, Simone who is a graduate of Dutch democratic school and a member of city council in Holland speakers at this forum. EUDEC decided to have board meeting at this timing. Many of EUDEC people not only board members joined this forum from France, Holland, Germany, UK and Poland. They had been quite active during the forum. Outside of Europe, Yaacov and I was invited as speakers. Many people wondered how and why these people are chosen as speakers. Actually I was asked this question and I also had the same question by myself. The organizer explained they collected necessary information properly and they chose appropriate people for the cnontent.They cannnot who and how more precisely otherwise many people would pressure the organizer to invite someone they know. It's their explanation and we couldn't know who chose these speakers.

2016年11月12日土曜日

世界デモクラシーフォーラム⑦ /World Forum for Democracy7

大会では「自由な時間~一日何もしないで過ごす~」というドイツの映像作家のデモクラティックスクールについてのドキュメンタリー映画が招待上映をされていました。今年の夏にシューレ大学で上映して好評を博した作品です。上映後に監督と、映画にも出てきたドイツの子どもたちも一緒に観客との質疑応答も行いました。映画の中ではイスラエルのデモクラティックスクールが取り上げられており、そのことについてパレスティナにもデモクラティックスクールはあるのか、イスラエルのデモクラティックスクールにパレスティナの子どもは通えるのかという質問に始まり、ドイツではデモクラティックスクールに通う子供の親は、あまりにラディカルな教育に理解が追い付かないことはなにのか、などの質問がありました。子どもたちやスタッフたちが一生懸命応え、時間を超過して、守衛さんに追い出される夜遅くまでセッションは続きました。
During the conference, a German documentary film sbout democratic education titled "Frei Stunde --- Doing Nothing All Day" was showed. After the show, the director, students and staff of German democratic schools answered to the participants. The first question was about Plestinian and Israeli democratic schools. Then some questions are about parents understanding of democratic education. We discussed a lot till the gourdman pushed us to out of the room because of the closing time of the night.

2016年11月11日金曜日

世界デモクラシーフォーラム⑥ /World Forum for Democracy 6

ヤコブさんが基調講演で公立の学校でも教育活動の20%を子どもと大人が一緒に企画して一緒に実施してはどうか。子ども中心の企画にしたらどうかという提案をしました。20%という数字は実行が不可能でなく、また活動が意味のある内容になるというところから考えられたものです。公立学校がこの提案を採用した時に参考になるのはデモクラティックスクール・フリースクールの実践です。そこからデモクラティックスクールへの関心も高まっていくことが考えられます。
In his keynote speech, Yaacov proposed for state schools to conduct child-centered activities in which children and adults do together.He proposed 20% of state school activities should be such child-centered one. It's real number they can do. It's meaningful number for the whole school,too. When a school adopts this proposal, this school may refer to activities of democratic school as a reference. More attention may be paid to democratic schools.

2016年11月10日木曜日

世界デモクラシーフォーラム⑤/ World Forum for Democracy 5

この大会には若者が自分の人生を語るという時間があります。オランダのデモクラティックスクールを卒業して、現在、市議会議員としてもEUDEC(欧州デモクラティック教育コミュニティ)の若者メンバーとしても大活躍中のシモーヌさんが自分の経験を話しました。一般の学校に通って、勉強もまじめにしていたのですが、納得のいかない宿題に質問をするの、ちゃんと答えてもらえないなどの経験を経て、学校が休みになると嬉しい自分と、デモクラティックスクールに通っている弟が休みになると嘆いていることに直面して、ショックを受けたのだそうです。そこで、成績の良かったシモーヌさんですが、級友が辞めるのはもったいないし、将来が不利になると助言してきても、迷わずデモクラティックスクールに転向したことなど、丁寧にその時の気持ちがわかるように話していました。
In this forum, we have a session in which young people tell own life experience. Simone graduated from a Dutch democratic school and is a city council member.She was a good student at a state school, When she asked the reason why they have to do the homework, the teacher didn't explain. After that when the vacation time came, she felt very fine. On the contrary, her borother who was a student of a democratic school prefered going to schools than vacation.She was so shoked with this difference. So, she moved to the democratic school even though her friends advised her not to do so her future. Her story is very articulate and moving.

2016年11月9日水曜日

世界デモクラシーフォーラム④/ the world Forum for Democracy 4

11月8日には19の分科会が開かれました。僕は第1分科会「新しい学校のやり方を改革する」での発言者でした。ボリビアの学校自治を基本的には全員が役員になりえる仕組みをとっている実践、パリのデモクラティックスクールの実践、アンドラの子ども参画を促進するカリキュラムの実践、それからイギリスの教育史の研究者、シューレ大学のスタッフをしているそして世界のデモクラティックスクールの研究者として僕が発言しました。2時間のセッションでしたが、5人の話は1時間ほどで、あとは会場の参加者との対話です。会場は分科会会場では一番大きい200人の部屋で8割ほどが埋まりました。質問で多かったのは、デモクラティックなやり方を自分の国ではどのように導入できるのかというものでした。デモクラティックエデュケーションに触れて、反発するとか懐疑のまなざしを向けるとかいう態度でなく、高い関心を持っている人ばかりで印象的でした。
On the second day of the forum, we had eighteen labs. I participated the first Lab "Reinventing School Governance" as a speaker. There are five speakers, three presentations and two discussants; the founder of Democracy in Practice in Bolivia, the Founder of French democratic school, the school inspector from Andorra, British historian of education and me. Half of the two hour session was by the speakers. In Another hour, participants of this Lab discussed. Many people asked how to introduce ideas of democratic education to their societies.

2016年11月8日火曜日

世界デモクラシーフォーラム③/The World Forum for Democracy

Formaly the world Forum for Democracy has started today. In the opening session, Prime Minister of Norway and French Minister of Education and science made a speach. Then I had the working lunch with my session members including Ramin who is a founder of School Dynamic in Paris. In the afternoon, Yaacov and the French mathmatician made keynotes. We also have another plenary speaches. Then Strasbourg Orchestra played very impressive music of Richart Schtraus. Though we had a welcome party it's so crowded and  no food. EUDEC people had a meeting then dinner together. I came back to the hotel nearly midnight.
正式に世界デモクラシーフォーラムが開会しました。オープニングではノルウェーの首相、フランスの文科大臣たちがスピーチをしました。昼には食事をとりながら明日一緒のセッションの人たちと打ち合わせをしました。その中の一人はパリのサドベリースクールのスタッフでした。午後の前半はフランスの高名な数学者とヤコブさんの基調講演です。後半はイギリス、スペイン、アフガニスタンから基調報告がありました。引き続きストラスブールオーケストラの演奏がありました。リヒャルトシュトラウスの変容の演奏は気持ちのこもった素晴らしい演奏でした。その後、歓迎の立食パーティーがありましたが、立錐の余地が無いような東京のラッシュアワーの後継の様相を呈していて、食べ物も運ばれてくる途中でトレーの上からとられてテーブルの上に着く前になくなってしまう状況で。ヤコブさんや僕は一口も食べることができない盛況ぶりでした。その後、EUDECの人たちでミーティングをして、外で食事をして帰りました。宿に着いたのは殆ど12時でした。

2016年11月7日月曜日

世界デモクラシーフォーラム②・World Forum for Democracy 2

正式には11月7日から大会は始まります。今日はEUDEC(欧州デモクラティック教育共同体)関係者たちとの打ち合わせです。この大会は欧州評議会の企画ですが、ストラスブール市も力を入れていて、市内のあちこちに大会の表示が見られます。写真に写っているのはこの分野の世界の第一人者のヤコブさんで、その後ろに世界デモクラシーフォーラムの広報ブースのテントがあります。昼食をヤコブさんと一緒にとって、ストラスブールの街を一緒に散歩しました。世界各地のフリースクールで代表の世代交代は簡単なことではないのですが、イスラエルではほとんどすべてのフリースクールで代表の交代をすでに経験しているとのことでした。うまくいっていることが多いのは、経済的な基盤がしっかりしているので、代表にかかる負担がほかの国のフリースクールよりは少ないことがあるのではないかとヤコブさんは言っていました。

The World Forum for Democracy will start tomorrow formally. Today we have an informal meeint of democratic education people.Everywhere in the city we see the signs of the forum. The man talking with cell phone is Yaacov and a tent of the forum is behind him. Yaacov and I had a nice luch together and took a nice walk in Strasbourg. There are so many lovely narrow strees here. During the walk, we talked a lot. Yaacov said the head teachers of almost all Israeli democratic school already changed from the founder head teacher. Usually it is a pretty big issue at the democratic schools. He said because almost all Israeli democratic schools are public funded to some extent, the head techers have less burden than not public funded democratic schools outside of Israel.

2016年11月6日日曜日

世界デモクラシーフォーラム①

Council of Europe is an international organization in Europe to realise the peace of Europe. The head quater locates in Strasbourg in France. Council of Europe hosts the World Forum for Democracy in Strasbourg. The theme of this year is education. Many speakers are invited not only from European countries but also from outside of Europe, too.Ramin who is the founder of a democratic school in Paris will one of the speakers from Europe. Yaacov and I are speakers from outside of Europe. People are excited to make positive changes through this forum. Touch wood!

欧州評議会は欧州の平和の実現の為にフランスのストラスブールに設立された国際機関です。欧州評議会は毎年、世界デモクラシーフォーラムを開催してきました。今年のテーマは教育です。ヨーロッパ以外からも発言者が招聘されています。デモクラティック教育関係者ではパリでデモクラティックスクールを始めたラミンさんがヨーロッパからの発言します。ヨーロッパ以外ではイスラエルのヤコブさんと僕が話します。ヨーロッパでのデモクラティックエデュケーションについて何がしかの前進につながる変化をおこそうとEUDEC関係者をはじめ張り切っています。うまくいきますように!

2016年7月30日土曜日

APDEC⑤Founding Charter Democratic School/ チャータースクール型フリースクールの開設

台湾のオルタナティブスクールは公的資金が出ておらず、学費でその予算の殆どを賄っているため、台湾ではオルタナティブスクールは高額なところというイメージもあるようです。そこで、地方自治体と組んでチャータースクールの形で教育委員かが費用を負担し、デモクラティックスクールの卒業生やその親たちがつくる組織が運営するというデモクラティックスクールを始めようとしています。勿論、そのデモクラティックスクールがさまざまにサポートをします。このような形を取ることで、デモクラティックスクールに通う子どもの家庭の経済負担がぐっと軽くなるという計画なのです。
Taiwanese free democratic schools do not have public money. They have to run the school mainly from tuition fee. Taiwanese democratic schools recognized as expensive schools sometimes. Now a charter school type of public funded democratic school is under planing. A local government pay the money for the democratic charter school and an organization of graduates and parents of graduates, etc run the school. Of course the democratic school supprt the new school. At the public funded democratic school, the tuition fee will be very low.

2016年7月25日月曜日

APDEC④ Roundtable with local governments/ 地元の行政との円卓会議

We had a round table session with local government. Holistic people will start a public funded democratic school. Taiwanese democratic schools are all independent ones. So, tuition fee covers all the school budget. Parents have to pay certain amount of tuition. So, Holistic school people including graduates and graduates families are going to start a charter school type of democratic school.
昨日は行政との円卓会議を開きました。台湾のデモクラティックスクールは独立学校で、公的な資金が出ていないため、学費で予算の殆どをまかなわなければいけなくて、親の負担は大きい状況です。そこで、ホリスティックスクールの関係者はチャータースクールの形で経済負担の少ないデモクラティックスクールの設立を計画しています。

2016年7月20日水曜日

APDEC② APDEC Meeting/ APDECミーティング

The next APDEC will be held in Tokyo from 1st till 5th of August, 2017. We decided APDEC in 2018 will be in India. It will be in December because of the climate. We had a funny agenda, too. One of the agendas is to define the offcial pronouciation of APDEC. We also exchange the ideas about the purpose of APDEC. Cecelia from Australia told her individual motivation and this talk touched many people there.
来年のAPDECは8月1日から5日にかけて東京で開かれます。その次の大会は12月にインドで開かれることになりました。その他にも、変わった議題では、APDECの公式な発音の仕方を決めようという議題もありました。APDECの目的についても意見交換をしました。その中ではオーストラリアから参加されているセシリアさんが個人として世界でのつながりあいをどのように大切に思っているかを話され、涙ぐんだ人たちもいました。

2016年7月19日火曜日

APDEC① オープニング

きのう前夜祭が行われ、いよいよAPDEC・アジア太平洋デモクラティック教育大会が19日の朝から始まりました。2015年4月のニュージーランドでのIDECで開催が決まって以降、準備を重ねてきたスタッフのフェニックスさんの挨拶に始まり、代表の挨拶、実行委員のメンバー紹介がありました。オープニングではこの大会に協力をした近くの実験学校の子どもたちのダイナミックなドラゴンダンスも披露されました。
We enjoyed welcom party last night. We had a opening ceremony this morning. Phenix who is a graduate and a teacher of Holistic School made his speach and high school students nearby showed their beautiful dragon dance.

2016年6月13日月曜日

IDEC2016⑧ The Future IDECs/ これからの大会開催

We had some IDEC meetings this time. We discussed about future IDECs of course. The next one will be held in Israel from 29 March till 6th April. The one in 2018 was supposed to be held in Nepal. But the damage of the earthquake last year was big, they decided to postpone to 2020 and this proposal was passed. Then Ukrainian people proposed to have IDEC in Kiev 2018. We didn't decide about this proposal. We continue to talk about it. Another proposal to host IDEC2019 in Kenya is not officially decided either but quite a few people support this idea.
大会中に将来の大会の開催についても話し合われました。来年はニュージーランドで決めた通りイスラエルで3月29日から4月6日までです。2018年に開催予定だったネパールですが、昨年の地震の影響があり、2020年に開催を延期したいという申し出が大会中にあり、了承されました。2018年が空白になった部分についてはウクライナのキエフで開催したいという希望が寄せられましたが、継続検討となりました。2019年は去年ケニアからの参加者がないままにケニアの開催希望が伝えられ検討していこうということになりました。今年はケニアから一人参加があり、検討を継続します。

2017年イスラエル(ヘデラ市)      2017 Israel(Hadera)
2018年ウクライナ(キエフ市) ?     2018 Ukraine(Kiev) ?
2019年ケニア(ナイロビ市) ?      2019 Kenya(Nairobi) ?
2020年ネパール(カトマンズ市)    2020 Nepal(Kathmandu)



2016年6月12日日曜日

IDEC2016⑦Humanity School from Taiwan/ 台湾のヒューマニティスクール

台湾のヒューマニティースクールは演劇が盛んなオルタナティブスクールです。この数年はすっかりIDECの常連となっています。例年、台湾の教育を主題としますが、今年は歴史を簡単に紹介して劇が始まりました。日本の植民地化が台湾の教育史にも大きく関わっています。
Humanity School from Taiwan has a good drama project. In these years, they are regular participants at IDECs. The theme of their drama is Taiwanese history of education and todays' situation. Japanese colonaization affected this history.

2016年6月10日金曜日

IDEC2016⑥Wholistic School・全人フリースクール

Wholistic school is Taiwanese democratic school. Twenty people joined this IDEC. They had a workshop about their school. Their school is a boarding school in rich natural envirnment. Their one week has forteen days: ten activitydays and four day holidays. During holiday, students can go back home or have a trip.
 
全人は台湾のフリースクールです。20人も参加しており、全人についてのワークショップも開きました。全人は寮制のフリースクールで2週間を単位にしています。10日間活動日があり、4日間休日が続きます。そうすることで離れたところにある実家に休日に帰ることができるのです。中にはこの4日間で旅行をするメンバーもいるそうです。

2016年6月8日水曜日

IDEC2016⑤Next IDEC in Israel・来年のIDEC

The next IDEC will be held in Hadera, Israel from 29th March till 6th April. The organizers say the summer in Israel is too hot for foreign visitors. Sometimes, it goes to 40 centidegree. Another reason is the national holiday. So, they decide to have IDEC in spring time. The previous Israeli IDEC was in 2010. Since then they have many changes in the field of education. Now they have "public democratic schools", Education City, etc.
来年のIDECはイスラエルのヘデラ市で開かれます。日程は3月29日から4月6日までです。イスラエルの夏は大変暑く、40度にもなるそうで海外からの参加者には負担が大きすぎるだろうということで決まったそうです。実行委員のメンバーの皆さんはとても熱心で来年のIDECのためのセッションを今大会中に2回開いています。
This is the letters of IDEC figured by shoes. 参加者の靴でつくられたIDECの文字

IDEC2016④IDEC Meeting・IDECミーティング

At this IDEC, we decide to have IDEC meeting every evening. We had the first one. We discussed how do we organize the meeting and bring agendas. Not only future IDEC, we will talk how do we organize the conference and the way of decision making and so on.
今回のIDECではIDECミーティングを毎晩開くことになりました。まず第1回目を初日の8時15分に持ちました。まずはこのミーティングをどんな風に進めるのかについて丁寧に話し合い、今後どんなことについて話し合うのか議題を出し合いました。今後の開催予定についてのみならず、大会での議決の仕方などについても話し合うことになっています。





2016年6月6日月曜日

IDEC2016③Opening IDEC2016

IDEC2016 has just started a few hours ago, People are from more than 40 countries. The biggest number is from Germany. They may be more than Finnish people. Some people are from Africa.
Exciting days have just started.
今年のIDECが開幕しました。40以上の国々から参加者がありました。一番人数が多いのはドイツのようです。もしかするとフィンランドの人より多いかもしれません。

2016年6月5日日曜日

IDEC2016Finland2Think Coner・ヘルシンキ大学のサイエンスカフェ

Today we went to "Think Corner of Helsinki Univeristy". It's a kind of science cafe run by Helsinki University. It locates in the city center. They try to share the knowledge with the peopel in the society. Every week ,there a few seminar's or events at the cafe.
今日は市内の中心にあるヘルシンキ大学のサイエンスカフェのシンキコーナーに行きました。大学で発見しているさまざまな知識や学問上の成果を市民と共有するための場です。週末にはトークセッションが開かれ、多くの人が集まるおしゃれな場です。

2016年6月4日土曜日

フィンランドIDEC2016①移動

2016年6月にフィンランドで開かれるIDECに参加するため、移動をしています。旅費を安く上げるために、直行便ではなくアエロフロートでモスクワ経由で向かいます。東京シューレからは朝倉しか参加しませんが、シューレ大学出身者がつくる社会的企業、創造集団440Hzのメンバー3人も一緒に参加します。乗換えのモスクワシェレメティボ空港でも写真を撮るなど、それぞれに時間を有効に使っています。モスクワと言えばMIFS(モスクワ国際フィルムスクール)のある都市です。この5月25日に25周年のお祝いを盛大に開いたそうです。僕もビデオメッセージで参加しました。

We have International Democratic Education Conference (IDEC) in Finland this June. I join this IDEC with graduates of Shure University who run the social enterprise "Creators 440Hz". To save the buget, we used the flights via Moscow. This picture was in Moscow air port. As for Moscow, Moscow International Film School celebrated their 25th anniversary about a week ago. I joined through vide message.