今年の運営にはいくつかの特徴があります。一つは、毎朝開かれるコーヒートークという時間です。今年は基調講演のような個人の講演がありません。その代わり、毎朝4人の演者によるシンポジウムのようなものを行ないます。ビジョンとか行動とか抽象的なテーマで話し合われます。あたかもオーディエンスがいないかのように4人の演者だけで質問も受け付けずに話して、話の終わりに演者がその日、どのワークショップに参加するのかを言って質問したい人はその後のワークショップやその前後でするという企画です。このコーヒートークを朝の初めの時間において、参加者がその日のテーマについてインスピレーションを得てその日のワークショップに参加するという意図です。写真は今朝のコーヒートークです。
もう一つの特徴はメディアの活用です。Facebookやツイッターを盛んに活用し、ワークショップの中で使うこともあります。ネットの動画配信も活用しています。IDEC運営委員会とコロラド大学のコラボレーションです。2つ目の写真はビデオの取材を受けている時のものです。新しいメディアを積極的に活用しています。
2013年8月8日木曜日
2013年8月7日水曜日
IDEC2013コロラド④ サンズスクール
2011年にIDECを開いたイギリスのサンズスクールのワークショップがありました。子ども3人、OBが2人、スタッフが2人参加していました。サンズスクールは1987年にイギリスの南西で始まったフリースクールですが、前身ともいえるフリースクールからの連続性があり、1930年代から流れがあるフリースクールといえるフリースクールです。最近やり方を変えたところがあるそうで、学びに力を入れるようになり、強制ではないのだそうですが、1学期間は出席することにした講座には参加し続けるということにしたそうです。サンズの変化は注目されているようで、カナダにもうわさが流れているとかでカナダのフリースクールの代表も聞きに来ていました。
2013年8月6日火曜日
IDEC2013コロラド③ パッチワークスクール・続
パッチワークスクールは建物の中も庭もとても気持ちよく片付いていて心地のいい空間でした。あまりにきれいなので、一緒に訪問したカナダのウィンザーハウスやサンタフェのテュートリアルスクールのスタッフの人と、どうしてこんなにきれいなんだろう!と驚いたくらいです。そこで、秘訣は何ですか?と聞いたところ、片付けたばかりだということもあるそうですが、なかなかしっかり普段から片づけを大事にされていました。遊び道具を思い切り広げてそのままにしておくと他の子が遊びにくかったり、ランチが食べにくくなったりということがあるそうで、たびたびミーティングで相談して片付けの方針を子どもたちが共有しているのだそうです。写真のバインダーはミーティングで場の使い方やペットに関する決まりをまとめていつでも見られるようにしているものです。開いているページの左側には遊んでいて作っているものをとっておきたい場合の合意が書かれています。丁寧に相談しながら気持ちのいい空間を作っているんですね。
IDEC2013コロラド② パッチワークスクール
今日は主催団体のパッチワークスクールに行きました。パッチワークスクールはIDEC会場のコロラド大学から30分ほど路線バスで行った閑静な郊外にあります。近くには公立の中学校などもあり、文教地区なのかもしれません。2007年に設立された比較的新しいフリースクールで、1歳から12歳までの子どもが80人通っています。1週間に5日通う形だけでなく、ホームスクーリングと組み合わせて週に2日通うこともできます。3つの年齢グループがあって、それぞれに建物があり、庭もあります。とてもきれいな素敵なキャンパスでした。
2013年8月4日日曜日
IDEC2013コロラド①
毎年世界の各地で開かれているIDEC(日本では世界フリースクール大会と呼ばれています。直訳は国際デモクラティック教育大会)は、今年はアメリカのコロラド州で開かれます。パッチワークスクールという地元のフリースクールを中心に開催されます。コロラドは西海岸から内陸に入ったロッキー山脈のふもとにあり、大会が開かれるボルダーも標高が五千数百フィートとかで、高地の気候なのだそうです。会場はコロラド大学で、学生寮に宿泊します。山が見える町というのが特長だそうで、キャンパスからも山が見えます。もう一枚の写真は寮の部屋です。ベッドが2つの二人部屋なのですが、ベッドの高さが不思議な高さです。
2013年4月1日月曜日
ニューヨーク2013⑦ ハーレム・ユナイティド
アメリカは日本社会に先んじて格差社会と言われてきました。大富豪が高級ホテルに住み続けているのもニューヨークなら、食うや食わずの貧困にあえぐ人々もいると言われています。また、人種や民族の多様性を謳歌している一方で差別も渦巻いている社会でもあります。ハーレムは黒人居住地区として日本でも知られ、治安が悪いとか、貧困地区であるとかいうイメージで語られてきました。そのハーレムで性的少数者の健康、ホームレスの人などを中心に住居、など包括的にサポート活動をしてきているハーレム・ユナイティドという団体があります。青少年についての取り組みももちろんしています。現在ではハーレムの中心に5か所も拠点があります。そのうちの一つ、居住センターに伺いました。ジェントリフケーションと呼ばれる再開発で治安や、インフラも変化しているといわれるハーレムですが、アフリカ系アメリカ人の中でもさらに差別がある性的少数者の取り組みは貴重なのだと思います。アメリカ社会の市民活動の層の厚さということなのでしょうか。
ニューヨーク2013⑥ DCTV
独立系テレビ局として独自の視点を持ち、社会を暖かく、かつ権力に従属しない立場から報道し続けてきているDCTVを訪問し、DCTVを設立された共同代表の津野恵子さんにお会いしてきました。設立して40年になるDCTVですが、35年間10代の若者が自分にとって切実なテーマをドキュメンタリーで深く掘り下げていくという映像をつくるプログラムを続けてこられました。津野さんには、10年ほど前に初めてお会いしてから何回かお目にかかっていますが、毎回お話を聞くたびに勇気づけられます。津野さんは今では当たり前になっているビデオカメラを使ったドキュメンタリー映像の制作の草分けで、アメリカからの報道陣としては初めてカメラを持ってキューバに取材に行った人でもあります。アメリカで重要な仕事をしている映像人が若くてお金がない時に有形無形の支援をして育てるということもされてきました。日本の映像作りで生きていきたい人、映像に特に関心がなくても自分が好きなことをして生きていきたい人に、津野さんの話を聞いてもらいたいとの意を改めて強くしました。
| 津野恵子さんと修了したばかりの長井君 |
登録:
投稿 (Atom)








