2011年4月4日月曜日

韓国オルタナティブ教育訪問2011②

 2日目は盛りだくさんな一日でした。まず、朝はソウルを少し南に行った郊外にあるムージゲオルタナティブスクールに行きました。ムージゲは「虹」という意味で、キャンパスの建物の壁に虹をイメージした色彩が施されていました。
 8年前に設立されたこのオルタナティブスクールは、4年前に自前の建物を建て現在は小学校6年間だけでなく中学校1年生年齢までで約80人が地域から通ってきています。徒歩で歩いてきたり、バスを使ったり、ほとんどの子どもが地域の子どもだそうです。
日本では徒歩やバスで通ってくる子どもで80人もフリースクールに子どもが集まるということは、非常に考えにくいです。
 ここでは3年生から6年生年齢の子どもたちが衣服、住居、料理・食の三つのプロジェクトに分かれて、総合的な学びをしています。きのくに子どもの村に一人のスタッフが半年学びに行って、そのやり方を参考に実践しています。調べるだけでなく、いろんなものを造ったり、実践したりしています。住居のプロジェクトで自然の資源をつかった発電を学んだ時は、太陽発電を敷設するだけでなく、仕組みを調べて自分たちで自転車による発電マシンを手作りして自分たちで発電できるようになっていました。この写真は、子どもたちが作った発電自転車です。

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