2009年5月19日火曜日

中国の「ゲーム中毒少年」の治療施設

MIFSはモスクワ国際フィルムスクールの略称です。日本でも国際という名のつく学校は数え切れないほどあります。英語の勉強に力を入れているところが国際という子のだったりする学校もあるようです。が、MIFSの場合、自分たちにつながりがあるぐっと関心をひきつける何かが世界のどこかにあるのなら、その現地に行って自分たちにできる何かの行動をとって考えるというスタイルがあります。
今回の大会の数日前にロシアに帰国したプロジェクトは中国の「ゲーム中毒少年」の治療施設に行って来たのです。それは、ロシアにもゲーム中毒と言われる少年たちがいますし、MIFSにもそのような少年がいたことがあり、人事ではないと感じたからだそうです。中国の「ゲーム中毒少年」の治療施設は北京の軍隊の敷地内にあり、生活習慣の改善、衰えた体力の回復、人間関係を中心に子どもの世界観を変える、親も子どものゲーム中毒について学ぶというような趣旨のもので、心理学者が中心になって進めているのだそうです。日本はゲーム発祥の地の一つでもあり、発表をする人からMIFSについた時からコメントを頼まれていました。日本や韓国のことを紹介し、僕の意見もなぜ少年たちはゲームにはまっていかざるを得なかったのかを中心に、発言しました。なぜ少年たちはゲームにはまっていかざるを得なかったのかだけでなく、これからどうしていけばいいのかを討論しました。

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