2009年5月18日月曜日

子どもとスタッフ

 MIFSの国際大会の一日は子どもたちの歌声で始まります。MIFSには歌が好きな子がたくさんいて、食堂で食事を終えた時にだあれからともなく歌が始まったり、移動中のバスの中で歌が始まったりということはもちろん、毎日の生活の中に歌があります。この日歌われたのはコサックの歌の一つでした。
 この日のテーマは子どもにとってのオルタナティヴスクールや学校の意味でした。子どもがいる場所、子ども時代、というようなテーマが大会全体のテーマですから、このテーマを意識しながら話は進められます。この日は、スタッフが子どもから得ているものは何かというテーマで教育研究所の所長で研究者のドミトリーさんと対談することになりました。ドミトリーさんはモスクワにある「自己決定学校」というオルタナティヴスクールにスタッフとして関わっていたこともある人で、この対談はMIFSの代表のオルガさんの進行で行われスタッフと子どもの関係の対称性・非対称性などをめぐってフロアーととても活発な議論になりました。あっという間に予定の時間を過ぎ、この日の日程が終わったのは9時を過ぎていました。

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