2011年4月6日水曜日

韓国オルタナティブ教育訪問2011④

 AHAセンターは性のあり方について主にティーンエイジャーに、情報を提供し、ディスカッションをする展示館を運営している団体です。展示館の入口は狭く靴を脱いで入ります。このトンネルのような入口は産道を模したもので、子宮に当たることろが小さなホールとなっています。手をつないでいる男女、同性同士のカップルが微笑んでいる写真など様々な二人の写真がピアソラの音楽に載せてスクリーンに投影されます。この映像を見た後で感想を交換し、展示物の部屋に移動します。展示の部屋は展示の部屋としては決して大きな部屋ではありません。しかし、いくつかのコーナーがあり、趣向を凝らしてあります。時代ごとに人気のあるタレントの写真などがあって人気のる容姿の変化が見て取れるコーナーは、展示を見て意見交換をするコーナーです。「手を握る」「キスをする」「性交をする」など性的接触について、自分は「今、望んでいてしたい」のか、「望んでいるが今はいや」なのかなど、個々に自分の感覚を確認するコーナーがあったり、性的暴力を受けた人へメッセージを書くコーナーがあったり、説明を読んだり聞いたりするだけではない趣向になっています。

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