
MIFSは映画だけでなく演劇表現にも力を入れており、今までにも卒業生の中から多くの俳優が巣立っていっています。今回は『雪の女王』と『仔犬』などを上演します。
MIFSの演劇は一人一人が演劇を自分にひきつけるということをとても大切にしており、上演する演劇を決めたら上演するチームでその演劇と作家の背景を手分けして調べてきてディスカッションしたり、役者は役者ノートを作りさらに自分が演ずる役を深めたりもしていきます。役者以外にも演出部や衣装、美術、音楽など様々な担当があり、それぞれが有機的につながりあいながら一つの舞台を作っていきます。時には合宿をして作品の解釈を全員で深めたり、音楽の担当者が中心になりながらも全員で劇中に使う音楽を決めていったりもするのです。また、音楽やダンスを効果的に使うのも特徴のひとつです。録音された音楽を流すだけでなく、生の音楽を劇中で演奏したり、歌ったり、また踊ったりするのです。美術・衣装も含め総合芸術としての演劇、という感覚があるのでしょうか。
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