2011年7月7日木曜日

IDEC2011イギリス大会①

 今年のIDEC国際デモクラティック教育大会はイギリスの南西にあるデボンで行なわれます。サンズスクールというフリースクールの主催です。7月6日の午前から大会が始まるため、5日の夜の便でイギリス入りをした私達は夜行列車で移動しました。乗換えが3回あり、この写真は1回目に載った空港のターミナル間をつなぐ列車のものです。夜行列車には空港から約1時間行ったレディングから乗りました。会場近くの駅のニュートンアボットまで約4時間の旅でした。予算節約もあり寝台車でなく座席のリクライニングなどのない一般車に乗りました。相席の青年はネパールから家族で移民して来た人で、IDEC会場の近くで働く18歳の人でした。ロンドンに住む家族から、ネパールの節句のような機会の度に呼ばれて帰るのだけれど、お金も時間も無いから夜行の一般車に乗るけれどあまり眠れない状態で朝から働くのは辛いと言っていました。イギリスは緩やかに人口が増えているといいますが、そのような人口増には、比較的寛容といわれている移民受入が大きな役割を果たしていると聞きます。そして私達は、この青年から若く見える、ちょっと年上くらいに思っていたと言われちょっといい気分?になっていたのですが、実年齢を言うと僕の父やおじの歳と言われてしまいました。彼と握手をしていい出会いに感謝して別れて、ニュートンアボット駅に降りました。

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