サンズスクールでは演劇が盛んです。IDEC中も3種類の公演をそれぞれ複数回していました。この写真は、『失踪者たち』という演劇の1シーンです。80年代のアルゼンチンの話で、軍政下に政府に不当逮捕され行方不明になってしまった人たちの話です。演劇では、行方知らずになってしまった人たちの母親の視点から語られていきます。14歳くらいの子ども達が演じていました。脚本も子どもが選んできたとか言うことでした。
数人いる役者が一斉に同じせりふを言う場面が何度も出てきます。タイミングがそろわないと、客はせりふが聞き取れません。役者たちはちゃんとタイミングをそろえ、きちんとせりふは聞こえました。また、この演劇では一人の役者が2役以上演じることが多く、複雑ですが、よく稽古をしていたようで、スムーズに流れができていました。11歳・12歳の子どもたちがホメロスのオデッセイを演じていました。こちらは、演じるのがいかにも楽しそうでした。大きい年齢の子どもたちがもう1種類演劇を公演していましたが、それは見ることができませんでしたが、とても充実していたようです。
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