ワークショップから生まれた様々な作品 |
2013年3月30日土曜日
ニューヨーク2013④ CUP
ニューヨークと言えば日本人のイメージはだいたいマンハッタンについてのものかもしれません。今日訪問したのは、ニューヨーク市内ではありますが、川を渡って東に行ったブルックリンにあるCUPというNPOです。CUPはデザインを切り口に若者や市民が生活や社会の中にある様々な疑問や不便を通して社会を自分にひきつけ、社会を変えていくという活動をしている団体です。高校生を中心とした若者向けの活動と市民を対象としたプログラムと2つの活動をしています。「子どもが警察に逮捕されたらどうしたらよいのか」とか、「市、州、国っていう行政の違いがあるけれど実際に身近なところではどんな分担がなぜあって、どんな問題があるのか」などというテーマを分かりやすく見やすいデザインの力でリーフレットにしたり、漫画にしたり、映像にしたりしています。若者のコースでは3か月から6か月かけて行うコースなどに低所得者層、有色人種のティーンエイジャーが参加して、実際に現場に行ってインタビューをたくさん重ねてプロジェクトを進めているのだそうです。分かったことを専門家の力を借りて魅力あるデザインの作品に仕上げて、仲間にわかったことを伝えていくということに力を入れています。
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