2010年9月12日日曜日

ソウル都心の徳寿宮

 韓国は変化のスピードが速い社会です。ITを取り込むスピードなどは、日本よりはるかに速かったようですし、教育でも変化は早くスケールが大きいように思います。また、同時に伝統も大切にされているように感じます。この写真は、そんな韓国の一風景ということでしょうか(少々強引か)。
 この写真は徳寿宮の建物です。ソウル市議会の近くという都心にあります。この徳寿宮は2010年という日本が韓国を併合して100年という節目の時期に深い関係がある建物です。この宮は高宗が日本に併合されることを何とか防ごうとした場所であり、併合後も住み続け死去した場所でもあります。
 韓国の教育制度には日本支配時代の跡が随所に残っています。僕が始めて韓国を訪れた2000年にはまだ、小学校を国民学校と呼んでいました。これも日本支配時代の名残なのだと聞きました。韓国のオルタナティブ教育のことを考えていても日本支配時代のことはどこかしらに出てきます。それは、今も韓国の人々の暮らしの中に日本支配時代のことがあるということでもあるということです。そのことをしばしば考えざるをえません。

1 件のコメント:

  1. 伝統を大切に守ろうとする文化は
    日本より強いと私も感じます

    少々強引という こともないと思いますよ
    日本は固有文化を大切にした方が良いかも

    高宗が日本に併合されることを
    防ごうとしたのですね でも併合されて
    しまったのですね

    小学校を国民学校と読んでいるのは
    日本支配時代の名残だったり

    そういった 文化での支配を考えると
    考えさせられますし

    知らないことが多いので歴史の勉強を
    し直した方がいいのではと

    感じてしまいました。

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