この写真は壁をイスラエル側から撮影したものです。丸い監視塔の上にあるのはイスラエルの国旗だったと思います。パレスティナ側ではここそこで壁は落書きだらけだったのに対して、イスラエル側ではあまり落書きがなかったように思います。それぞれの社会での壁の存在を反映しているように感じました。
壁一枚で隔てられているパレスティナとイスラエルですから、きっと気候はあまり違わないのだと思いますが、景色はずいぶんと違っています。イスラエルの都市には緑が多く、春を彩る様々な色の花があふれるように咲いて美しいです。一方、パレスティナのベツレヘムでは緑はあるのですが、乾燥した大地に懸命に立っているというようにも見える草木の印象が強いものでした。パレスティナの人たちの話では水の分配が違っているからそうなるのだと語気を強めていました。
2010年4月13日火曜日
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