今回滞在している場所は「パレスティナ自治区ヨルダン川西岸、ベツレヘム」およびその郊外の村ということになります。ヨルダン川西岸の自治区では3通りの状況があり、パレスティナの完全自治、イスラエルの治安地域、その中間形態だそうです。希望と花の学校がある場所はイスラエルが治安を掌っています。そのため、水の分配などをめぐって様々なトラブルがあります。
この写真は、ベツレヘムの難民キャンプの一角で撮影したものです。インティファーダなどで死んだ人の絵や写真を壁に描くことがよくあるそうです。この写真もその一つではないかと思います。この難民キャンプには2万人以上が住んでおり、国連が環境の維持を担当しています。現在は治安は落ち着いてきており、生活も向上してきているのだそうですが、衛生状況などは不十分なのだそうです。ベツレヘムの失業率は40パーセントを越えていますが、難民キャンプの失業率はさらに高いそうです。そのことが社会の不安定や子どもの生活に様々に影響しているのです。
希望と花の学校では、子どもの教育のみならず、地域の基盤を確かにするために、特に助成の経済力を付けることやインドで注目されているマイクロファイナンスなどの支援活動もしています。
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